Coc.nvimを触ってみようアドベントカレンダー 25日目 – ふりかえり
Coc.nvimを触ってみよう Advent Calendar 2021 25日目です。
今回は当AdventCalendarの振り返りとなります。
取り上げた拡張に関して
1日目は都合上coc.nvim本体を取り上げました。基本的にcocはvimと外部プログラムの架け橋となるタイプの拡張であるため、大体のケースで単独では機能しません。故に、拡張のみならず依存先ライブラリに関しても触れる必要があり、動作設定等に手間どらないものに絞りました。
実用度優先でUsing-coc-extentionsからピックアップしていますが、ここに掲載されていない拡張も数多くあります。例えば、vim上に時計を表示させるcoc-clock等。正直なところ追いきれない状態です。
当アドベントカレンダーで取り上げた拡張一覧
- coc.nvim
- coc-markdown-preview-enhanced
- coc-snippets
- coc-jedi
- coc-spell-checker
- coc-diagnostic
- coc-sql
- coc-dot-complete
- coc-cfn-lint
- coc-metals
- coc-markmap
- coc-translator
- coc-yank
- coc-toml
- coc-rls
- coc-pydocstring
- coc-git
- coc-gist
- coc-lists
- coc-calc
- coc-flutter
- coc-ltex
- coc-tabnine
- coc-extension
あとがき
実用的な拡張が果たして20個以上あるのか、無かったら自作拡張をリリースまで作るための手続きを書く必要がありかもしれない、等心配事も多くありました。が、予想以上に色々使いやすい拡張が数多くあって助かりました。また、このアドベントカレンダーを書くたびに非同期で色々な動作が追加されていき、書けば書くほど多少は記事が書きやすくなっていく状態でした。
補完やlinterを行う拡張を幾つも紹介してきましたが、個人的にはcoc-tabnineをおすすめしておきます。物足りなくなったら単純にお金で実用性が増せるという点もあります。
markdown記述の点ではcoc-markdown-preview-enhanced。手軽にプレビューしながら記述できる点ではzenn.devも選択肢となりますが、cocの場合はオフラインで確認できる点が強みです。もちろんオフラインでかきあげた後にzennへ投稿するのもありです。
cocに依存しすぎた場合に他に使い勝手がいいものができた時はどうしようかと思っていますが、それはそれで移植等の機会かもしれません。
neovimで使っている拡張機能が同期処理のために重くて困っている場合には、当アドベントカレンダーを辿ってcoc.nvimの利用をおすすめしておきます。